| ■ 株式投資玉手箱 http://www.kabu-tamatebako.com | Date: 2008-07-09 (Wed) |
本日の日経平均株価終値は13052円(+19円)。ニューヨーク株高を好感し日経平均も一時上値を窺う展開となったのですが、結果的には下降する5日移動平均線が上値を抑える展開となってしまっています。
<5659>日本精線 東証1部 \445「日本精線(5659)」本日終値445円(+80円)。大同特殊鋼系。ステンレス線2次加工で首位。本日は天然ガスや都市ガスなどから高純度の水素を取り出す分離膜を開発したとの報道を受け、株価はストップ高。この技術を利用しますと水素製造装置の大きさ・価格を5分の1に抑えられる事で、燃料電池関連銘柄として急浮上となった格好です。株価は急伸より目先上値のフシとなっていた440円処を突破の勢いであります。業績面にサプライズは無いのですが、今期予想EPS49.4円よりレシオは10倍以下であり、恒常的に割安感のある状況。
<4098>チタン工業 東証1部 \221「チタン工業(4098)」本日終値221円(+33円)。酸化チタンの老舗。マンガン酸リチウムイオン二次電池正極材の原料を扱っている事で、電池関連銘柄と捉えられているようです。本銘柄の株価は一連のリチウムイオン電池関連銘柄の株価上昇を後追いする形で、今6月に高値250円まで上昇。その後は失速となったのですが、本日後場より出来高を伴い再動意となってきました。しかし株価にファンダメンタル面の裏付けは何も無い銘柄でありますので、基本的にマネーゲーム。良好な株価動向が最大の参戦要因。割り切り資金で対応したい銘柄です。
<8101>GSIクレオス 東証1部 \163「GSIクレオス(8101)」本日終値163円(+11円)。繊維を中心とする専門商社。ただ風力発電の回転扉など環境エネルギー関連機材を手掛けている事で、代替エネルギー関連といったところ。株価は今6月に急動意となるものの、日足では常に上ヒゲを伸ばす展開となっておりました。本日は出来高的に不満が残るのですが、とりあえず年初来高値更新であります。形は歪であるのですが、三角持合上離れの様相。これより短期トレンド的には新波動入りしたと捉えられ、ここは5日移動平均線推移を考慮した押し目買いで対処したい局面です。
<1952>新日本空調 東証1部 \832「新日本空調(1952)」本日終値832円(+37円)。原子力施設空調を手掛けている事で、市場では原発関連といった位置付け。業績面も増益基調が継続となる見通しであり、今期予想EPS39.6円、来期予想49.5円。更に2010年度を最終年度とする3ヵ年経営計画によりますと、2010年当期利益15億(今期10億予想)が目標となっており、達成しますとEPSは59.3円となります。また1株純資産は1106円で現株価でのPBRは0.75倍。株価は直近高値813円奪回より年初来高値更新。これより押し目買いで対処したい局面であります。
<6391>加地テック 大証2部 \280「加地テック(6391)」本日終値280円(+10円)。燃料電池実用化推進協議会では燃料電池自動車の本格普及と水素供給ステーション整備のシナリオについて協議を重ねていたのですが、2015年事業化に向けて国内自動車メーカー・国内エネルギー企業が合意に至ったようであります。「加地テック」は特殊高圧コンプレッサー大手であり、水素ステーション関連の本命と市場の一部では捉えられているようです。株価は直近高値325円より調整局面が形成となっていたのですが、サポートラインと想定される25日移動平均線に絡む水準で反転となってきています。
<8903>サンウッド JQ \141,000「サンウッド(8903)」本日終値14万1千円(+2万円)。森ビルグループの分譲マンション部門。株価は今5月高値20万8千円より失速状態となっていたのですが、昨日引け後に発行済み株式総数の6.4%に相当する2500株(取得金額3億円)を上限とする自社株買いを発表した事を受け、本日株価は急動意。下降トレンド過程において株価が急騰となった事で若干無理があるようですが、これより日柄調整を経て短期トレンドは陽転となってくるのではないか。慎重に対応するのであれば、移動平均線ゴールデンクロス示現より押し目買いであります。