| ■ 株式投資玉手箱 http://www.kabu-tamatebako.com | Date: 2008-07-08 (Tue) |
本日の日経平均株価終値は13033円(−326円)。日経平均は昨日の反発を一瞬にして打ち消してしまいました。更に直近の安値更新。これより今4月中旬の安値12858円を割り込んでくるようだと、年初来安値である11691円も意識しなければならなくなります。
<7270>富士重工業 東証1部 \558「富士重工業(7270)」本日終値558円(−5円)。会社側がディスクロしている2009年3月期業績予想は大幅減益となる見通しであるのですが、モルガン・スタンレーは営業利益予想230億が391億に大幅増額と試算している模様。とりあえずの今期予想EPS13.9円から算出される現株価レシオが約40倍と割高感がある事で、依然信用空売りを大量に抱えているようであります。株価は直近高値610円よりの調整局面であるのですが、本日付けで日足ベースで指標となる移動平均線は再びゴールデンクロス示現となってきており、短期トレンドは上値指向。
<1414>ショーボンドHD 東証1部 \1,489「ショーボンドHD(1414)」本日終値1489円(+20円)。コンクリート構造物補修技術に強み。政府は今後3年間で大地震によって倒壊の危険性の高い公共施設の耐震化を進める方針である事で、本銘柄には追い風といったところ。株価は高値1715円示現後の調整局面、25日移動平均線割れで短期上昇トレンド崩れの様相となっていたのですが、本日よりその下降トレンドの上値抵抗ラインを上に抜けてきました。本日は市場全体大幅安といった悪環境下において、本銘柄の株価は前日比マイナスとなる場面がなかったようであります。これより軌道修正となりそうです。
<3878>巴川製紙 東証1部 \338「巴川製紙(3878)」本日終値338円(+19円)。リチウムイオン電池など蓄電デバイスの電極向け塗装技術がある事から、次世代電池関連と捉えられ投資ターゲットとなっているようです。ただファンダメンタル面の裏付けが無い事で、株価連騰状態となる過程において信用空売りが急増中。現ディスクロの日証金ベースでは貸借倍率0.16倍となっており、今7日付けで貸借取引の注意喚起銘柄となっています。目先は空中戦の様相となっているのですが、需給面からは株価が上がれば上がるほど、売り玉の踏み上げ期待が出てくる状況であります。
<6704>岩崎通信機 東証1部 \138「岩崎通信機(6704)」本日終値138円(+8円)。情報通信機器の中堅メーカー。業績は冴えない見通しであったのですが、先週末に発表した2007年度を初年度とする中期経営計画を好評価する買い注文が入ってきているようであります。その中期経営計画によりますと、2009年度経常利益は10億円(従来予想1億円)が目標数値。株価はジリ高となっていたのですが、本日は出来高を伴い急伸となってきました。商いの出来る低位株といった事で目先は短期資金の投資ターゲットとなりそうです。5日移動平均線推移を考慮して対処したい局面。
<2288>丸大食品 東証1部 \240「丸大食品(2288)」本日終値240円(+7円)。ハム・ソーセージ大手の一角。原料高に伴う価格転嫁で業績面に増額修正期待が出てきている状況。本日は市場全体が大幅下落となる悪環境を受け、消去法より食品株が比較的堅調な株価推移となったようです。本銘柄の株価は当面の大底圏で這っている状態であり、220円処で下値硬直性が出ているようであります。まだ揉み合い上離れとはなっていないのですが、本日日足において一目均衡の雲を抜けてきた事から、テクニカルトレンド的には変化ありといったところ。押し目買いで対処したい。
<6650>春日電機 東証2部 \302「春日電機(6650)」本日終値302円(+33円)。株価は本銘柄に関与となる人物が代表取締役となる旨をディスクロした事を受け、年初来高値となる375円を付けたのですが、その後は急落。しかし昨日に業務提携先である(株)アインテスラと太陽電池及び有機EL製造装置の共同開発を発表した事で、株価に切り返しの動きが出てきています。とにかく現市場においては太陽電池絡みの材料が最も株価にインパクトがあるようです。現水準で株価が下げ止まれば、13週移動平均線をサポートラインとする中期上昇トレンドは継続中と捉える事が出来る状況。