| ■ 株式投資玉手箱 http://www.kabu-tamatebako.com | Date: 2008-07-07 (Mon) |
本日の日経平均株価終値は13360円(+122円)。日経平均は終値ベースで連日安値更新となっていたのですが、本日は久しぶりのプラスであります。ただ現時点でトレンド的にはまだ陽転となっていない状況。
<4003>コープケミカル 東証1部 \283「コープケミカル(4003)」本日終値283円(+36円)。全農系、化学肥料大手。全国農業協同組合連合会が主要な化学肥料の卸売り価格を約12〜112%引き上げる事を受け、肥料製造メーカーに収益好転期待が出てきている状況。本銘柄の株価は本年に入り基本的の上昇トレンド状態。ただ急激に大きなボラティリティが出現した際は、株価日足が大陰線ないしは長大上ヒゲを伸ばす傾向が出ていました。しかし本日日足に大陽線が出現してきた事から、鬼門となっている290円台のフシを掃い一段高に突入となる兆しが出てきたのではと捉えられる状況です。
<4996>クミアイ化学 東証1部 \328「クミアイ化学(4996)」本日終値328円(+20円)。上記「コープケミカル(4003)」の株価が出来高を伴い上伸となってきた事を受け、同業と想定される本銘柄の株価に投資資金が飛び火した格好。「クミアイ化学」の株価は今3月より農業関連といったテーマに乗り投資ターゲットとなり、今6月には高値374円を付けるに至っています。業績面が冴えない事で株価水準上昇に伴い信用空売りが入りやすいようであり、その売り玉が株価上昇のエネルギーとなったようであります。現ディスクロでも買い残288万株、売り残267万株と依然信用取組は好需給。
<4031>片倉チッカリン 東証1部 \409「片倉チッカリン(4031)」本日終値409円(+11円)。片倉工業系の肥料企業。農業関連の小ぶり銘柄であり、株価は今4月より上昇トレンドに突入。直近には化学肥料値上げ報道を受け、高値435円まで上昇。その後は当面の高値圏にて静観の構えとなっております。しかし同業他社の株価が再動意となってきている市場環境を受け、本銘柄にも投資資金が回ってきそうな雰囲気。テクニカル的にも株価日足と25日移動平均線との乖離が縮小となってきており、日柄調整は十分といったところです。5日移動平均線推移を考慮した押し目買いで対処したい。
<2613>J−オイルミルズ 東証1部 \388「Jーオイルミルズ(2613)」本日終値388円(+6円)。バイオ燃料向け需要増による穀物相場の高騰や海上運賃の上昇を受け、7月1日より食用油の出荷価格を10%値上げ。これにより収益に改善期待が出てきている状況であり、今期会社側業績予想達成となる可能性が出てきています。今期予想EPSは23.9円(前期実績15.2円)。株価はこの価格転嫁を好感し、先月末より急動意。このところ株価は当面の高値圏での揉み合いとなっているのですが、上離れとなってくれば買い残29万株、売り残63万株で貸借倍率0.46倍の信用取組が活きてくる事となります。
<8007>高島 東証1部 \229「高島(8007)」本日終値229円(+28円)。従来の太陽光発電システムで困難であったテントシート(膜材)をつかった場所にも太陽光発電を設置可能となる技術を開発。テントシートに代表される膜材を使った太陽光発電設置可能な場所は日本全国で100万箇所に達しており、仮に100万箇所に適用できれば年間最大100万トンのCO2削減となる模様。株価は直近高値250円を付けた後の調整局面が形成となっていたのですが、本日より反転の兆しが出てきています。高値250円奪回となるまではサポートラインになると想定される5日移動平均線推移を考慮して対処したい。
<6330>東洋エンジニアリング 東証1部 \727「東洋エンジニアリング(6330)」本日終値727円(+36円)。今期業績が会社側予想を上回る数値となるのではとの証券各社の観測より、株価は上昇トレンドが継続中。日経平均が続落となっている環境下においても本銘柄の株価は当面の高値圏において揉み合いとなっており、本日は年初来高値更新。週足ベースで検証しますと昨年11月の戻り高値719円を抜けた状態であり、これより昨年高値794円奪回の波動に入ったと想定されるところであります。信用取組も買い残236万株、売り残262万株で貸借倍率0.9倍と、現上昇トレンドにおいては魅力的な需給面です。