株式投資玉手箱 http://www.kabu-tamatebako.com Date: 2008-07-04 (Fri) 
本日の日経平均株価終値は13237円(−27円)。日経平均はテクニカルリバウンドの好機であったのですが、殆ど反発する事なく下降する5日移動平均線との乖離が縮小となってしまっています。個別銘柄には反発するものも出てきたのですが、指数は全く冴えない展開です。

<5002>昭和シェル石油
東証1部
\1,256

「昭和シェル石油(5002)」本日終値1256円(+37円)。3営業日前に2011年に世界最大級の太陽光発電パネル工業を建設するとの報道を受け、株価は寄付きから急伸となったのですが、結果的に行って来いの展開。しかし本日は「アルバック(6728)」とCIS太陽電池の量産技術を共同開発するとの旨をディスクロした事で、株価は直近高値1259円をザラ場に更新であります。CIS太陽電池は今後シェアが伸びると予測される薄膜系太陽電池の中で最も将来性があると言われている模様。「昭和シェル石油」の株価は太陽電池関連として上値追いになりそうです。




<7917>藤森工業
東証1部
\1,455

「藤森工業(7917)」本日終値1455円(+64円)。株価は色素増感型太陽電池の大面積化に成功したとのディスクロを機に上昇トレンドが継続中。色素増感型太陽電池は次世代の太陽電池として期待されているようです。その色素増感型太陽電池に関して、今11月より量産を開始すること及び設備の追加投資をするとの報道を受け、株価は直近に高値1629円まで急騰。ただ急激に株価のボラティリティが大きくなった事で、いったん利益確定の売りが出たようであります。現状は従来の緩やかな上昇トレンドの軌道に回帰しており、短期資金の打ち返しも終わった雰囲気。




<3878>巴川製紙
東証1部
\288

「巴川製紙(3878)」本日終値288円(+1円)。電気ニ重層キャパシタ、リチウムイオンキャパシタ、リチウムイオン電池等の蓄電デバイスの電極に塗料を均一の塗布するコーティング技術がある事で、広域にリチウムイオン電池関連として株価は急動意となってきています。直近に高値302円を付け当面の高値圏にてテクニカル調整を入れているのですが、上昇する5日移動平均線との乖離も縮小となってきており、日柄的には一段高の様相。日証金ベースでは貸借倍率0.23倍といった取組みであり、株価に上値追いの動きが出てくれば需給妙味もある状況です。




<5981>東京製綱
東証1部
\292

「東京製綱(5981)」本日終値292円(+3円)。株価は「フェローテック(6890)」と太陽電池向けワイヤソー事業で業務提携するとの報道を受け上値追いに拍車が掛かっていたのですが、363円を高値に急落。日足ベースで指標となる移動平均線もデッドクロスしてしまっている状態であり、短期トレンド的には陰転中。しかし業務提携先である「フェローテック」の株価に短期調整完了の兆しが出てきており、その動きに本銘柄が刺激を受ける可能性は十分考えられます。本銘柄は証券各社が投資判断を引き上げてきており、コスモ証券はターゲットプライスを400円に設定している状況。




<3882>紀州製紙
東証1部
\170

「紀州製紙(3882)」本日終値170円(+9円)。現段階では毎度の事ですが、1株純資産345円よりPBR面の割安感しか株価刺激材料は見当たらない状況。しかし株価は本年に入り緩やかな上昇トレンドが継続となっているようです。直近株価は高値180円を付けるに至ったのですが、その高値も出来高面からは不完全燃焼といった感じであります。いったん株価は25日移動平均線割れまでの失速となったのですが、本日は出来高を伴い上昇トレンドにおける下値サポートライン上に浮上。移動平均線もゴールデンクロス示現の様相であり、押し目買いで対処したい局面です。




<3770>ザッパラス
マザーズ
\303,000

「ザッパラス(3770)」本日終値30万3千円(+1万4千円)。携帯電話向けコンテンツ配信、占いが主力。2008年4月期業績は当期利益で前年比54.6%の増益となった模様で、2009年4月期も続伸となる見通し。良好なファンダメンタル面を受け、野村證券は投資判断を「2」から「1」に引き上げたようであります。週足ベースで検証しますと中期上昇トレンドは継続中となっており、そのサポートラインである26週移動平均線との乖離も縮小となってきているようです。今3月高値34万2千円奪回には時間がかかるかも知れませんが、上値指向には違いないと想定される状態。



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