| ■ 株式投資玉手箱 http://www.kabu-tamatebako.com | Date: 2008-03-18 (Tue) |
本日の日経平均株価終値は11964円(+176円)。現状はファンダメンタル面から相場が読めない状況。テクニカル分析主体となると現状は下降トレンド状態である事から、目先は戻り売りスタンスとなってしまっております。
<4555>沢井製薬 東証1部 \5,150「沢井製薬(4555)」本日終値5150円(+230円)。ジェネリック医薬品の有力メーカー。今期業績は過年度販売手数料引当特損計上で減益予想であるのですが、来期は通常に回帰し大幅増益となる見通し。株式市場においては今期業績悪化を嫌気し、信用取引面で空売りが大量に入ってしまった状態となっています。しかし株価は当面の高値圏での揉み合いが継続中となっており、本日はその揉み合い上離れより年初来高値更新。同業他社の株価の動きが連動していない事からは、個別に売り長の需給面を狙った仕掛けが入ったのでは…といったところであります。
<3341>日本調剤 東証1部 \1,282「日本調剤(3341)」本日終値1282円(+53円)。調剤薬局を全国にチェーン展開する最大手の一角。本銘柄も広域にはジェネリック医薬品関連と捉えられます。ただ株価は業績悪化もあり2006年7月高値5070円を天井に中期下降トレンドが継続中となっており、直近には安値1177円まで下落。この1177円といった株価は上場来安値でもあります。しかし来期以降は業績も急回復となる見通しであり、2009年3月期予想EPSは183.1円(今期予想は44.2円)。既に今期業績は株価に織込み済みであり、これよりは来期ベースの業績を考慮したいところであります。
<6507>神鋼電機 東証1部 \344「神鋼電機(6507)」本日終値344円(+10円)。重電から電子精密メーカーへ脱皮。業績面での特記事項は無いのですが、株価は今1月中旬より上値追い展開となっており、現状は当面の高値圏での揉み合いを続けており、昨今の日経平均の大幅下落にも殆ど悪影響を受けていない状況です。高値圏の揉み合いは一段高の暗示とも捉えられるところ。現ディスクロでの信用取組は買い残102万株、売り残180万株で貸借倍率0.57倍といった売り長の好需給となっており、上離れの波動が出現となれば売り玉の踏み上げ期待もある状況であります。
<4997>日本農薬 東証1部 \835「日本農薬(4997)」本日終値835円(+35円)。特別に株価刺激材料がディスクロされたわけでは無く、信用取組面の好需給を背景に株価は直近に高値943円まで上昇。その信用取組は現ディスクロでも買い残132万株、売り残318万株と依然売り長の状態。株価は調整局面が形成となっているのですが、売り玉の返済は殆ど進んでいないようであります。株価の上昇トレンドは崩れておらず、これで再び明確な上昇波動が出現となれば、またしても売り方は危機となりそうです。本日日足は5日移動平均線上に浮上となってきており、若干再動意の兆しあり。
<4201>日本合成化学 東証1部 \633「日本合成化学(4201)」本日終値633円(+12円)。来期業績は最終減益の見通しとなっているのですが、経常ベースでは続伸予想。株価は今2月初にディスクロした業績の上方修正を機に上昇トレンドに突入となってきています。650円抜けの水準では上値の重い展開となってはいるのですが、下値は25日移動平均線をサポートラインとする切り上げ型となっております。市場環境悪化を受けその25日移動平均線を割込む場面はあるのですが、全て瞬間的な事象となっているようです。そろそろチャートも煮詰まってきているような雰囲気であります。
<4712>アドアーズ JQ \283「アドアーズ(4712)」本日終値283円(+13円)。昨日引け後に今期配当の増配(3円→10円)を発表。内訳は設立40周年記念配当3円を含む数値であるのですが、普通配当7円で実質増配といったところ。業績面も今期予想EPS19.9円、来期24.3円といった事で、ファンダメンタル面から買える銘柄となってきたようです。本日株価は増配報道を好感し上離れより若干空中戦の様相となったのですが、すかさず日足窓埋めとなる水準までの値幅調整を入れた格好であります。これより株価には今期配当権利取りの動きが出てくるのではないか。