| ■ 株式投資玉手箱 http://www.kabu-tamatebako.com | Date: 2007-12-17 (Mon) |
本日の日経平均株価終値は15249円(−264円)。日経平均は25日移動平均線もあっさり割込んでしまいました。こうなってきますと今11月安値14669円を再度窺う展開となりそうであります。
<5393>ニチアス 東証1部 \500「ニチアス(5393)」本日終値500円(+28円)。耐火建材性能の偽装発覚より、株価はストップ安連発で大暴落。しかし悪材料は既に織込み済みの株価まで下落したと捉えられる状況。ここに至っては特別に好材料がディスクロされたわけではないのですが、とりあえず日柄調整完了といったところです。最安値圏において日足ベースで指標となる移動平均線がゴールデンクロスを示現。それを受け株価が急動意となった事で信用取組が好転、現ディスクロでは買い残813万株、売り残1053万株。5日移動平均線をサポートラインとする短期上昇トレンドは継続中であります。
<6759>NECトーキン 東証1部 \476「NECトーキン(6759)」本日終値476円(+17円)。2007年3月期業績は電池製造ミスより一転赤字転落となったのですが、その業績もゲーム機向けコンデンサー、ICカード製造が好調な事で今期より再浮上となってくる模様。2008年3月期予想EPSは17.6円、来期予想は39.7円、更に今期は復配となる公算が大。現ディスクロでの信用取組は買い残366万株、売り残223万株で貸借倍率1.64倍。株価の直近6カ月の高値が492円である事から、これよりその高値を終値で抜けてくるようだと売り玉は全滅といったところです。押し目買いで対処したい。
<8101>GSIクレオス 東証1部 \115「GSIクレオス(8101)」本日終値115円(+8円)。旧グンゼ産業。繊維を中心とする専門商社。ただ株式市場においてはナノテクノロジー関連で株価が動意付く傾向があります。このところ特別な株価刺激材料が見当たらない事や業績面が冴えない事で、株価は2005年高値316円より緩やかな中長期下降トレンドを描いている状態です。ただリストラ効果もあり、2008年3月期業績は最終黒字転換となる見通し。依然低レベルの業績であるので特別評価には値しないのですが、株価の方も低水準となっている事で多少は水準訂正の動きが出てくる可能性あり。
<4003>コープケミカル 東証1部 \134「コープケミカル(4003)」本日終値134円変わらず。化学肥料大手、全農系では専業首位。11月16日に発表となった2008年3月期業績予想が従来予想に対し増益となっている事を受け、株価は一時出来高を伴い急伸。当期利益1.8億予想を3億に増額修正。それでも株価にファンダメンタル面からの特別割安感は無いのですが、株価は急落後ジリ高の展開となってきている状況です。現状は株価急騰した際の打返しを消化しつつの上昇であるのですが、高値142円奪回となってくれば展開が変わる可能性あり。5日移動平均線推移を考慮した押し目買いで対処したい。
<6735>ディーアンドエムHD 東証1部 \431「ディーアンドエムホールディングス(6735)」本日終値431円(+8円)。高価格帯主体のAVメーカー。M&Aにより業務拡大。そのM&Aによる成長戦略も軌道に乗ってきた模様であり、業績面は増益基調が継続となる見通し。今期予想EPS37.8円、来期予想41円。これを受け大和総研が投資判断引上げよりターゲットプライスを600円に設定。株価水準はここにきて上がってきてはいるのですが、今期予想EPSから算定される現株価のレシオはまだ11倍台といった割安状態であります。25日移動平均線との乖離も縮小傾向、そろそろ日柄調整完了かといったところです。
<2801>キッコーマン 東証1部 \1,557「キッコーマン(2801)」本日終値1557円(+22円)。しょうゆ製品を2008年3月16日出荷分より17年ぶりに値上げ(平均11%)する旨を発表。これを好感し株価は上値追いの展開、直近戻り高値1560円をザラ場高値で更新となってきました。短期トレンド的に新波動入りの気配。しかし本銘柄の本質的株価刺激材料はスティール・パートナーズが筆頭株主となっている点であります。そのスティール・パートナーズは今後も保有株比率を上げていく事が想定されます。よって急がない資金であれば、これよりの突っ込み場面は拾っておかれて良ろしいのではないか。